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オフィスの置き傘問題「本当のコスト」とは

オフィスの置き傘問題「本当のコスト」とは

大掃除で傘立てを整理したら、誰のものか分からないビニール傘が何十本も出てきた——総務なら覚えのある光景ではないでしょうか。この記事では、見過ごされがちな置き傘の「本当のコスト」の中身と、今日からできる対処法を整理します。

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東京TOKYO15時から雨
20°Cこのあと雨になります厚い雲・湿度 89%
この先の降水確率100%15時99%18時75%21時32%0時
降ったら東京で借りられます傘を借りる
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大掃除傘立てを整理たら、誰のものか分からないビニール傘が何十本も出てきた——総務なら覚えのある光景ではないでしょうか。この記事では、見過ごされがちな置き傘の本当コスト」中身と、今日からできる対処法整理ます。

置き傘の「本当コスト」は傘の値段ではない

置き傘の「本当のコスト」は傘の値段ではない

ビニール傘は1本数百円すが、問題は「1本」で終わらないことです。社員が急な雨のたびに買い、オフィスに残していく形で本数は増え続け、やがて誰が置いたのか分からなくなります。ここで発生しているコスト経費伝票に載らないため、多くの会社見過ごされたままになっています。

コスト種類

中身

スペースコスト

埋まった傘立てが占める床面積。エントランスの限られたスペース圧迫します

管理処分コスト

持ち主不明の傘を告知し、保管し、処分するまでの総務工数

使い捨てのコスト

社員毎回買ビニール傘の出費。ほとんど再利用されずに廃棄されます

「使えない」コスト

傘立ては埋まっているのに、いざ雨の日に自分が使える傘がない機会損失

この4つはどれも、「傘を安く買う」ことでは解決しません。むしろ安い傘を都度買うほど本数が増え、上の3つが膨らんでいきます。置き傘のコストは傘の単価ではなく、「たまり続ける仕組み」そのものに宿っています。なお日本全体で使い捨てられている傘の量を示す公的統計はありませんが、自社実数傘立てを一度数えるだけでつかめます。

なぜ傘立ては一方通行で埋まり続けるのか

なぜ傘立ては一方通行で埋まり続けるのか

原因社員のだらしなさではなく、置き傘という仕組みの構造にあります。雨の日に置き傘を使って帰宅ると、その傘は自宅に持ち帰られます。翌朝晴れていれば持ってこないので、傘立てからは1本減ったままです。に、傘を持たずに来た日に急な雨が降れば、社員コンビニで新しく1本買い、それをオフィスに残していきます。

この繰り返しで、「使いたい人の手元に傘がなく、傘立てには持ち主不明の傘だけがたまる一方通行が生まれます。個人の置き傘は私物ので、他の社員が使うこともできません。傘立ては共用スペースのに、中身私物集合になってしまうわけです。

裏を返せば、この流れが止まる条件ははっきりしています。借りた傘を、オフィス以外場所でも返せることです。帰り道の駅で返せるなら、傘は自宅に持ち帰られず、翌朝忘れることもなく、傘立てに死蔵されません。片づけを頑張より、この条件を満たす仕組みに置き換えるほうが、コストはまとめて軽くなります。仕組みの選び方は「置き傘の再定義|『1本持つ』から『使える状態常備する』」でも詳しく解説しています。

自宅に使える傘があるのに、コンビニなどでビニール傘を買った経験がある人は66.8%というアンケート結果もあります。傘は「持っているか」ではなく「その瞬間手元にあるか」で買われている、という一例です。

傘立ては、片づけと定員決めだけでも変わる

傘立ては、片づけと定員決めだけでも変わる

仕組みを変える前に、すぐできる手当てもあります。傘立ての収容本数に対して現在何本るか、名前入りの傘は何本かを一度数え、定員を決めておくだけでも「気づいたら満杯」を防げます四半期大掃除タイミング棚卸しする日をカレンダーに入れておけば、突発的整理作業も減ります。

持ち主不明の傘をまとめて処分する際は、いきなり捨てずに社内告知一定期間保管をはさむのが無難です。オフィスから出る傘は事業系のごみにあたるため、自治体契約している収集業者ルールに沿って処分ます。告知は「対象期限保管方法処分日」を1通にまとめ、日付具体的に切ると社員が動きやすくなります。

夏は「移動時熱中症対策」にもなる

2025年6月、労働安全衛生規則に第612条の2が新設され、職場熱中症対策事業者措置義務になりました。「オフィス勤務だから関係ない」と思われがちですが、厚生労働省通達(基発0520第6号・令和7年5月20日)は対象となる場所についてこう明記しています。

「必ずしも事業場内外特定作業場のみを指すものではなく、出張先作業を行う場合、労働者移動して複数場所作業を行う場合や、作業場所から作業場所への移動時等も含む趣旨である

対象となるのは暑熱場所(WBGT28度以上または気温31度以上)で継続的作業する場合中心すが、通達対象外場合も「改正省令に準じた対応を行うよう努めること」を求めています。求められる措置は、体調不良報告できる体制整備、重篤化を防ぐ手順作成、それらの周知の3つです。制度全体像は「熱中症対策義務化とは?企業がやるべきこと総まとめ」にまとめています。

ここで置き傘の話とつながるのが、日傘効果です。環境省実験では、日射を99%以上カットする日傘を使うと汗の量が約17%減り日向に比べてWBGT(暑さ指数)が1〜3℃ほど下がりました。クールビズ単独では約11%の低減にとどまるところ、日傘併用すると合計約20%程度まで下げられるとも示されています。雨の日の傘立てを、夏は日傘置き場としても機能させれば、同じスペース・同じ予算で二つの課題に効きます。

オフィスの傘の悩みを、仕組みで解決する「アイカサOffice」

置き傘が溜まり続ける構造を断つ方法して、シェアという選択肢があります。仕組全体は「アイカサOfficeとは?仕組み・活用シーン導入の流れ完全ガイド」でも詳しく解説しています。

「アイカサ」は、"雨の日も晴れの日も快適にハッピーに"、"使い捨て傘をゼロに"をミッションに2018年12月にサービスを開始した、日本初の本格的な傘のシェアリングサービスです。アプリ会員数は約100万人(2026年7月時点)、12都道府県全国1,000駅以上、合計約2,500か所にスポット設置しています。

法人向けの「アイカサOffice」は、この仕組みをオフィスに持ち込むサービスです。オフィスで借りた傘は帰りに最寄り駅で返せて、駅で借りてオフィスで返すこともできます。専用傘立てはアプリ登録なしで使え、晴雨兼用の傘なら夏の暑さ対策にもなります。傘の補充メンテナンス・問い合わせ対応アイカサ側が担当し、利用実績レポート確認できます。傘は使い捨てず、壊れても修理して使い続ける前提設計されています。

料金企業規模に応じた月額制です。

アイカサOfficeの導入相談・お見積もりはこちら

※『アイカサ』を1回レンタルすることにより、CO2約692gの削減貢献ます。(参照:環境省3R原単位算出方法より https://www.env.go.jp/press/files/jp/19747.pdf)

よくある質問

Q1. たまった置き傘は勝手に捨ててよいですか?

A. いきなり捨てるのは避けるのが無難です。あとから「自分の傘だった」と言われる可能性があるため、社内告知一定期間保管処分の順に進めます処分事業系ごみとして、自治体契約している収集業者ルールに従ってください。

Q2. 置き傘対策にはどのくらいの費用がかかりますか?

A. 棚卸しと処分ルール整備はほとんど費用がかかりません。共用の傘の仕組みを外部サービスに任せる場合は、企業規模に応じた月額制一般的です。まずは自社傘立ての本数増加ペース確認するところから始めるのがおすすめです。

Q3. オフィス勤務でも熱中症対策必要ですか?

A. 厚生労働省通達は、移動時対象に含まれる趣旨であると明記しています。屋内が涼しくても、社員が外を移動している時間検討対象になります。具体的適用個別事情によるため、所轄労働基準監督署社会保険労務士にご確認ください。

Q4. 来客用の貸し傘はどう管理すればよいですか?

A. 来客に渡した傘はほぼ戻らない前提で考えるのが現実的です。借りた場所以外でも返せる共用仕組みにまとめると、在庫管理補充手間が減ります。より詳しい管理方法は「来客用の傘、どうしてる?総務のあるある悩みと解決策」で解説しています。

Q5. 傘立てのスペースはどのくらい必要ですか?

A. 現在傘立ての収容本数実際本数一度数えるだけで、必要スペース目安がつかめます。持ち主不明の傘を整理ると、同じスペースでも余裕が生まれることが多いです。

Q6. 導入検討はどこから始めればよいですか?

A. まずは自社傘立ての本数増加ペース処分にかかっている手間把握することから始めます。数字が1つあるだけで、社内での話の通りやすさが変わります。

出典参考:環境省日傘活用推進について」(2019年5月21日)https://www.env.go.jp/press/106813.html /厚生労働省 職場における熱中症予防情報(労働基準局長通達 基発0520第6号・令和7年5月20日)https://neccyusho.mhlw.go.jp/ /環境省 熱中症予防情報サイト(暑さ指数)https://www.wbgt.env.go.jp/wbgt_data.php

本記事は2026年7月時点公開情報をもとに、一般的情報提供目的として作成したものです。法令解釈適用事業系廃棄物区分は、自治体ルール個別事情により異なる場合があります。実際対応にあたっては、所轄自治体契約している収集業者、所轄労働基準監督署、社会保険労務士等専門家にご確認ください。

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アイカサ編集部
監修:アイカサ編集部(傘シェアリングサービスの運営チーム)

オフィスの傘、仕組みで解決する。

置き傘の管理も、急な雨の来客対応も。従業員が使える傘を、備品を増やさずに用意できます。導入の流れと費用の考え方は、アイカサOffice のページにまとめています。