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「料金はいくら?」「総務の手間は増えない?」——アイカサOfficeの導入検討中の総務・人事担当者から、よくこうした質問が届きます。
この記事では、料金の考え方・運用の負担・導入までの流れ・効果の読み方をまとめて整理します。
料金の考え方

アイカサOfficeの料金は、企業規模に応じた月額制です。
プラン体系を継続的に見直しているため、この記事では具体額の掲載を控えています。
確定前の数字を出して後から変わるより、確定した金額をそのままお伝えするほうが、稟議を書く側にとっても確実だと考えているためです。
概算を最短で受け取るために必要なのは、実質2点だけです。
①想定利用人数(対象拠点の従業員数)、②オフィス内への傘立て設置を希望するかどうか。
この2点に加えて、最低契約期間や途中解約・拠点追加の条件、導入までの想定スケジュール、利用実績レポートのサンプルもあわせて確認しておくと、稟議の材料が一度で揃います。
選び方の分かれ目は明快です。
悩みの中心が「社員が外で傘を買う・濡れて戻る」ことであれば、全国スポットを会社負担で使えるオフィスプランのみが向いています。
悩みの中心が「傘立ての散らかり・放置傘」であれば、オフィス内に専用スポットを置く設置オプション込みが向いています。
最寄り駅やビル内に既存スポットがある会社は、まずオフィスプランのみで開始し、利用実績を見てから設置を判断する進め方もできます。
見積もり依頼の際は、この両方の月額概算を並記で依頼すると、社内比較がその場で完結します。
運用の負担と保守

総務の運用負担は、ほとんど増えません。
傘立ての設置・清掃・利用者からの問い合わせ対応はアイカサ側が実施します。
総務側に残るのは、導入時の社内周知と、レポートを見ての継続判断だけです。
傘立ての一括購入では「買った本数」しか記録に残りませんが、アイカサOfficeでは利用率や効果を管理画面・レポートで可視化できるため、継続判断や次年度の稟議の材料にそのまま使えます。
社員が使っている傘が破損した場合も、通常利用の範囲であれば追加の負担が出にくい料金設計になっています。
「壊したら弁償」という気兼ねがない分、利用のハードルが下がります。
拠点が複数ある会社でも、A拠点で借りてB拠点や出張先の駅で返すといった使い方が成立するため、拠点ごとに置き傘を買い足して管理する必要はありません。
導入までの流れとスケジュール

導入までのリードタイムは、既存スポットの利用のみであれば最短2〜3週間、オフィス内にスポットを追加設置する場合は最短3〜4週間が目安です。
設置日は毎月15日・30日で運用しています。
梅雨に間に合わせたいなら早めの着手を、猛暑期の日傘利用に間に合わせたいなら夏前の着手を、それぞれ逆算の目安にしていただくとよいでしょう。
設置オプションを検討する際は、ビル管理会社・オーナーへの確認を早めに行うことをおすすめします。
エントランス等に傘立てを設置してよいか、占有できる面積はどれくらいかは、総務だけでは判断できず、社外への確認が必要になるポイントです。
ここで止まると導入スケジュール全体が動かなくなるため、見積もり依頼と並行して着手すると安全です。
稟議に上げる際は、費用(企業規模に応じた月額制で工事・設備投資は発生しません)、契約条件(最低契約期間・途中解約や拠点追加の条件)、導入スケジュールの3点をまとめておくと、そのまま資料に使えます。
効果は本当にあるのか
置き傘が定着しにくいのは、社員のモラルの問題ではありません。
アイカサが2026年2月に行った調査では、自宅に使える傘があるのにコンビニ等でビニール傘を買った経験がある人が66.8%いました。
傘は「持っているか」ではなく「今その場にあるか」で行動が決まる道具だということです。
実際どれくらい使われるのかを心配される担当者は多いです。
ある導入企業での匿名の実証アンケートでは、サービスの認知率95.7%・利用率52.2%・満足度4.39/5.0という結果が出ています。
ただしこれは1社の実証値であり、そのまま自社の予測値にはなりません。
外回りや客先訪問が多いか、最寄り駅からオフィスまで距離があるか、朝礼や社内報など複数の経路で周知できるかによって、実際の利用率は上下します。
再現性は業種そのものより、「外に出る頻度」と「周知のやり方」で決まる傾向があります。
環境の取り組みとして社内外に説明しやすい点も見逃せません。
ビニール傘は素材の構造上ほぼリサイクルできないとされ、傘立てに残った傘の多くはそのまま廃棄されます。
共有の傘を長く使い、壊れたら修理して使い続ける仕組みは、サーキュラーエコノミー(循環型経済)の社内事例として説明しやすく、SDGsに関する情報発信の素材にもなります。
よくある質問
Q1. アイカサOfficeとは何ですか。
A. オフィスに傘・日傘シェアを常備する法人向けサービスです。
傘シェアリングサービス「アイカサ」(アプリ会員数約100万人、2026年7月時点)の法人プランで、社員は突然の雨でも猛暑日でも手ぶらで動けるようになります。
Q2. 置き傘や貸し傘と何が違うのですか。
A. 分かれ目は「街のネットワークにつながっているか」です。
置き傘は使った日に持ち帰り、翌朝は自宅の傘立てに残るという構造的な弱点があります。
アイカサはオフィスで借りた傘を帰宅時の最寄り駅で返せますし、朝に駅で借りた傘をオフィスで返すこともできます。
全国のスポット網(12都道府県・全国1,000駅以上、合計約2,500か所)と相互利用できるため、「返しに行く」ための移動が発生しません。
Q3. アプリのダウンロードは必要ですか。
A. オフィス内の専用の傘立ては、アプリなしで使えるタイプも実証しています。
全国のスポット網を使う際はアプリ(15分刻みの天気予報・雨の事前通知つき)を利用します。
Q4. 日傘としても使えますか。
A. 使えます。
晴雨兼用の折りたたみ傘があり、猛暑日の移動時に日傘として利用できます。
梅雨から猛暑・ゲリラ豪雨・台風まで、年間を通じて「全天候の移動インフラ」として使える設計です。
Q5. 導入までどのくらいかかりますか。
A. 既存スポットの利用のみであれば最短2〜3週間、オフィス内にスポットを追加設置する場合は最短3〜4週間が目安です。
設置日は毎月15日・30日で運用しています。
Q6. 熱中症対策が法律で義務になったと聞きました。アイカサは対策になりますか。
A. 移動時の暑さ対策の一手として使えます。
2025年6月1日、改正労働安全衛生規則が施行され、一定の暑熱環境で作業する労働者を抱える事業者に熱中症への対応が義務づけられました。
厚生労働省の通達(基発0520第6号)は対象範囲について「出張先で作業を行う場合、労働者が移動して複数の場所で作業を行う場合や、作業場所から作業場所への移動時等も含む趣旨である」と明記しています。
冷房の効いたオフィスが拠点でも、外回りや現場間の移動といった時間は検討の対象から外せません。
環境省の資料では、日射を99%以上カットする日傘の使用で汗の量が約17%減り、日向に比べてWBGT(暑さ指数)が1〜3℃程度下がるとされています。
クールビズ単独の熱ストレス低減が約11%であるのに対し、日傘を併用すると合計約20%になるという報告もあります。
義務の対象基準や体制整備そのものについては、熱中症対策の義務化を扱った別記事で詳しく解説しています。
Q7. 拠点が複数あっても使えますか。
A. 使えます。
A拠点で借りてB拠点や出張先の駅で返す、といった使い方が成立します。
拠点ごとに置き傘を買い足して管理する必要はありません。
まとめ
- 料金は企業規模に応じた月額制。想定利用人数と設置希望の2点を伝えれば概算が届き、稟議の材料が揃います
- 「オフィスプランのみ」か「設置オプション込み」かは、悩みの中心が外で傘を買うことか、傘立ての散らかりかで決まります
- 総務の運用負担はほとんど増えず、利用実績はレポートで可視化されるため継続判断の材料になります
- 設置を検討するなら、まずビル管理会社への設置可否の確認から着手すると、スケジュールが遅れにくくなります
気になる点が整理できたら、まずは想定利用人数と設置希望の2点を添えて、概算のご相談から始めてみませんか。



